SPARQLBuilder metadata 仕様

SPARQLBuilder にはSPARQL Endpointが持つデータスキーマを解析し取得するクローラと呼ぶプログラムが備わっています。クローラが取得するデータスキーマをメタデータと呼びます。 メタデータはSPARQL EndpointのRDFグラフ構造を簡潔に記述したデータで、クエリの作成に大変役に立つデータです。このことから、メタデータは標準仕様に基づいて書かれることが望まれますが、SPARQL Builderに特徴的なクラス―クラス間関係などが記述できる標準語彙はありません。そこで、標準のSPARQL 1.1 Service DescriptionやVoIDに独自の語彙を追加することでメタデータを記述する体系を作成しました。本稿では、このメタデータ記述のための語彙体系仕様を定義します。